住宅用火災警報器について

住宅用火災警報器ついていますか?

尾三消防組合火災予防条例により豊明市、日進市、みよし市、長久手市及び東郷町のすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。「すべての寝室」「寝室が2階にある場合の階段」及び「台所」に設置が必要となります。(※豊明市、長久手市で平成30年3月31日以前に建築された住宅については「台所」への設置は義務付けられていません。)

 

 

火災から大切な人の命を守るため、自分自身の命を守るために住宅用火災警報器を設置しましょう!!

 

なぜ住宅用火災警報器が必要なの?

寝ている間に発生した火災に気付かずに、逃げ遅れてしまう事例が発生しています。こうした逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器の設置が必要なのです。住宅用火災警報器は、就寝中でも火災の発生を大きな音で知らせてくれるものであり、避難に時間がかかることが多い高齢者がみえる住宅には、特に確実な設置が必要となります。
また、全国の住宅火災において、住宅用火災警報器が設置されている場合は、設置されていない場合と比較して死者数が少なく、損害額が低い統計が出ており、命や財産を失うリスクを減少させる効果もあります。

 

どんな住宅が対象となるの?

戸建住宅、店舗併用住宅(住宅部分に限ります。)、共同住宅等(共用部分を除きます。)が対象となります。

 

住宅用火災警報器はどこにつけるの?

①寝室(煙式が必要です。)

就寝中の逃げ遅れを防ぐため、普段、就寝に使われる部屋に設置します。
(子供部屋なども、就寝に使われている場合は対象となります。)

 

②階段(煙式が必要です。)

2階に寝室がある場合は、火災による煙の通り道となる2階の階段上部に設置します。

③台所(熱式又は煙式が必要です。)

出火危険が多いことから台所に設置します。

④その他

3階建て以上の場合や、寝室以外の部屋が多い住宅ではこれ以外にも必要な場合があります。詳細については、最寄りの消防署までお尋ねください。

 

住宅用火災警報器の取付け方法は?

天井や壁に取り付けます。

①天井に取り付ける場合

警報器の中心を壁から60cm以上離して取りけます。(台所に熱式を取付ける場合は40cm以上離します。)

②壁に取り付ける場合

天井から15~50cm以内に警報器の中心がくるようにします。

③注意すること

エアコンや換気扇の吹き出し口付近では、1.5m以上離して取付けます。

 

何処で購入すればいいの?

消防設備販売店などで販売していますが、ホームセンターや家電量販店などでも取り扱われています。購入する際は、下記の適合表示付の機器を購入してください。

 

悪質な訪問販売に注意!!

住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、不適正な訪問販売などが発生しています。消防職員が訪問し、住宅用火災警報器の斡旋や販売をすることは決してありませんので気を付けてください。