活動報告 長久手消防署 2019.6.13

瀬戸市及び尾張旭市消防本部との合同救助訓練を実施しました

日時:令和元年5月26日 日曜日
場所:瀬戸市公立陶生病院内 解体建物
参加者:瀬戸市公立陶生病院、瀬戸市消防本部、尾張旭市消防本部、尾三消防本部長久手消防署 総勢約30名

 消防相互応援協定に基づき、災害発生時における尾三消防本部と瀬戸市消防本部、尾張旭市消防本部の連携強化を図ることを目的に、瀬戸市公立陶生病院様のご協力のもと、建物を利用した合同訓練を実施しました。
 この訓練は「瀬戸市内において建物倒壊事故が発生し、多数の人が瓦礫(がれき)の下敷きになっているため、瀬戸市消防本部から尾張旭市及び尾三消防本部へ応援出動要請した。」との想定で実施され、瀬戸市指揮隊の指示のもと、各消防本部ごとに活動エリアを分担し、救助活動にあたりました。
 長久手消防署隊は、倒壊建物の瓦礫を救助用バールとあて木を使用して隊員が持ち上げ、要救助者を救出しました。瓦礫救助では、瓦礫の体積を測り、概ねの重量を推測して救出方法を選定します。
 この訓練によって、3消防本部間の連携を深め、救助活動の技術を高めることができました。

消防相互応援協定とは

 火災等の災害が発生したときに、近隣市などから応援要請があった場合、その要請に応じて、消防隊や救急隊の派遣を行うものです。

救出現場の確認と救出方法の選定
瓦礫の持ち上げ
救出完了