○尾三消防組合契約規則
昭和59年3月28日
規則第1号
第1章 通則
(趣旨)
第1条 この規則は、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号。以下「令」という。)第173条の2の規定に基づき法令、その他別に定めがあるものを除くほか、契約について必要な事項を定めるものとする。
(契約の原則)
第2条 契約の当事者は、おのおのの対等な立場における合意に基づいて公正な契約を締結し信義にしたがって誠実に履行しなければならない。
(契約担当者の遵守事項)
第3条 契約担当者は、次の各号に掲げる事項を遵守して不利益な契約を締結しないようにしなければならない。
(1) 財務に関する法規を熟知して、厳正な運営を図ること。
(2) 物価の変動、需給の状況等経済情勢をたえず調査研究すること。
(3) 予定価格の見積りを厳正かつ適正に行うこと。
(4) 契約者の信用状態を的確に把握すること。
2 契約担当者は、契約履行の確保を図るようにしなければならない。
(1) 契約担当者 管理者又はその委任を受けて契約の締結をする者をいう。
(2) 契約者 契約担当者と契約する者をいう。
(3) 監督職員 管理者から監督を命ぜられた職員又は、管理者から監督の委託を受けた者
(4) 検査職員 管理者から検査を命ぜられた職員又は、管理者から検査の委託を受けた者
第2章 契約締結の方法
第1節 一般競争入札
(入札参加者の資格の公示)
第5条 管理者は、令第167条の5の規定により一般競争入札に参加する者に必要な資格を定めたときは、一般競争入札に参加するに必要な資格ならびに参加資格審査申請の時期及び方法等を尾三消防組合公告式条例(昭和46年1月7日条例第1号)の例により公示するものとする。
2 契約担当者は、前項の規定により公示した場合においてはその定めるところにより、一般競争入札に参加しようとする者の参加資格審査申請書をまって、定期又は随時に、その者が当該資格を有するかどうかを審査しなければならない。
3 契約担当者は、第1項の資格を有する者の名簿を作成しなければならない。
(不正契約者等の報告)
第6条 契約担当者は、令第167条の4第2項各号に掲げる場合に該当すると認める者があったときは、その者の氏名及び住所、ならびにその事実を管理者に報告しなければならない。
(1) 工事1件の予定価格が500万円に満たない工事 1日以上
(2) 工事1件の予定価格が500万円以上5,000万円に満たない工事 10日以上
(3) 工事1件の予定価格が5,000万円以上の工事 15日以上
(入札についての公告事項)
第8条 前条の規定による公告には、次に掲げる事項を記載するものとする。
(1) 入札に付する事項
(2) 入札者に必要な資格に関する事項
(3) 契約条項を示す場所及び日時
(4) 入札執行の場所及び日時
(5) 入札の無効に関する事項
(6) 入札保証金に関する事項
(7) その他必要な事項
(入札保証金の額)
第9条 契約担当者は、一般競争入札に参加しようとする者をして、その見積る契約金額の100分の5以上(インターネットを利用して公有財産及び物品の売払いを行う事務の手続(以下「公有財産売却システム」という。)による入札の場合にあっては、予定価格の100分の10以上)の入札保証金を納めさせなければならない。
(入札保証金に代る担保)
第10条 前条の規定による入札保証金の納付は、国債、地方債のほか、次に掲げる担保の提供をもって代えることができる。
(1) 鉄道債券その他の政府の保証のある債券
(2) 資金運用部資金法(昭和26年法律第100号)第7条第1項第9号に規定する金融債
(3) 銀行が振り出し、又は支払保証をした小切手
(4) その他、確実と認められる担保で管理者が定めるもの
(入札保証金の納付の免除)
第11条 契約担当者は、次に掲げる場合においては、入札保証金の全部又は一部を納めさせないことができる。
(1) 一般競争入札に参加しようとする者が保険会社との間に尾三消防組合を被保険者とする入札保証保険契約を締結したとき。
(2) 一般競争入札に参加しようとする者が過去2ケ年の間に尾三消防組合、国(公社及び公団を含む。)又は地方公共団体と種類及び規模をほぼ同じくする契約を2回以上にわたって締結しこれらをすべて誠実に履行しかつ、その者が契約を締結しないこととなるおそれがないと認められるとき。
(入札保証金等の返還)
第11条の2 入札保証金(入札保証金の納付に代えて提供された担保を含む。以下本条において同じ。)は入札終了後直ちにこれを還付する。ただし、落札者に対しては、契約保証金を納付したとき(契約保証金の納付に代えて担保が提供される場合においては当該担保の提供後)に還付する。
2 前項ただし書の規定にかかわらず、契約保証金の納付の免除を受けた者にあっては契約を締結したときに入札保証金を還付する。
3 入札保証金の還付を受ける場合においては、領収証書等を出納員に提出するものとする。
4 入札保証金を納付した者は、入札保証金を納付した日からその返還を受ける日までの期間に対する利息の支払を請求することができない。
(入札の無効)
第12条 次の各号に掲げる入札は無効とする。
(1) 入札参加者の資格を有しない者のした入札
(2) 所定の日時までに所定の場所に到達しない入札
(3) 入札に際して談合等による不正行為があった入札
(4) 同一事項の入札に対し、2以上の意志表示をした入札
(5) 記名及び押印のない入札
(6) 入札書の記載事項が確認できない入札
(7) その他契約担当者があらかじめ指示した事項に違反した入札
(予定価格の作成)
第13条 契約担当者は、入札に付する事項の価格を当該事項に関する仕様書、設計書等によって予定し、その予定価格を記載した書面を封入し、開札の際これを開札場所に置かなければならない。ただし、公有財産売却システムによる入札にあっては、入札執行前にその予定価格を公表することができる。
(予定価格の決定方法)
第14条 予定価格は、入札に付する事項の価格の総額について定めなければならない。ただし、一定期間継続して製造、修理、加工、売買、供給、使用等の契約の場合においては単価については、その予定価格を定めることができる。
2 予定価格は、契約の目的となる物件又は役務について取引の実例価格、需給の状況、履行の難易、数量、履行期限の長短を考慮して適正に定めなければならない。
(最低制限価格又は低入札調査基準価格の作成)
第15条 契約担当者は、令第167条の10第2項に規定する最低制限価格又は同条第1項に規定する落札者の決定方法として低入札調査基準価格を設ける場合には、前条の規定により決定した予定価格の3分の2から10分の8.5までの範囲内において定めなければならない。
(入札)
第16条 入札書は、1件ごとに1通を作成しなければならない。
2 代理人により入札するときは、入札前に委任状を提出しなければならない。
(入札又は開札の中止)
第17条 契約担当者は、天災地変その他やむ得ない理由が生じたときは、入札又は開札を中止することができる。
(落札の通知)
第18条 契約担当者は、落札者を決定したときは、直ちに口頭又は書面をもって、その旨を落札者に通知しなければならない。
(せり売り)
第19条 契約担当者は、動産の売払いについて、特に必要があると認めるときは、本節の規定に準じてせり売りに付することができる。
第2節 指名競争入札
(入札参加者の資格及び公示)
第20条 尾三消防組合管理者は、令第167条の11第2項の規定により、指名競争入札に参加する者に必要な資格を定め、指名競争入札に参加する者に必要な資格ならびに参加資格審査申請の時期及び方法等を尾三消防組合公告式条例(昭和47年1月7日条例第1号)の例により公示するものとする。
(入札者の指名)
第22条 契約担当者は、なるべく3人以上の入札者を指名しなければならない。
(入札の成立)
第22条の2 入札参加者が1人であるときは、当該入札は成立しないものとする。
第3節 随意契約
(見積書の徴収)
第24条の2 契約担当者は、随意契約による契約をしようとするときは、なるべく2人以上の者から見積を徴さなければならない。ただし、法令によって価格の定められているもの及び契約金額の総額が30万円を超えないものについてはこの限りでない。
(予定価格の決定)
第25条 契約担当者は、随意契約によろうとするときは、あらかじめ第14条の規定に準じて予定価格を定めなければならない。
第3章 契約の締結
(契約書の作成)
第26条 契約担当者は、契約の相手方を決定したときは、遅滞なく契約書を作成しなければならない。
(仮契約)
第26条の2 契約担当者は、次の各号に掲げる契約を締結しようとするときは、当該契約に係る競争入札の落札者又は随意契約の相手方と尾三消防組合 議会の議決を得た後に本契約を締結する旨を記載した仮契約書を取り交わすものとする。
(1) 尾三消防組合議会の議決に付すべき契約
(2) 尾三消防組合議会の議決に付すべき財産の取得又は処分に係る契約
(3) 前2号に定めるもののほか、尾三消防組合議会の議決を必要とする契約
(契約書の記載事項)
第27条 契約書には、契約の目的、契約金額及び履行期限に関する事項のほか、次に掲げる事項を記載しなければならない。ただし、契約の性質又は目的により該当のない事項については、この限りでない。
(1) 契約保証金
(2) 契約履行の場所
(3) 契約代金の支払又は受領の時期及び方法
(4) 履行の遅滞その他債務の不履行の場合における遅滞利息違約金その他の損害金
(5) 権利義務等の譲渡の禁止
(6) 危険負担金
(7) かし担保責任
(8) 監督及び検査
(9) その他必要な事項
2 建設業法(昭和24年法律第100号)第2条第1項に規定する建設工事の請負契約の場合には、前項の規定によるほか、同法第19条の規定によらなければならない。
3 管理者は、必要があるときは前2項の規定により標準となるべき契約書の書式を定めるものとする。
4 契約担当者は、前項の書式が定められたときは、当該書式に準拠して契約書を作成しなければならない。
(1) 契約の金額が30万円をこえないとき。
(2) せり売りに付すとき。
(3) 物品を売り払う場合において買受人が代金を即納してその物品を引き取るとき。
(4) 随意契約で管理者が契約書を作る必要がないと認めたとき。
2 前項の規定により契約書の作成を省略した場合にも、管理者が特に必要がないと認めたときを除き、契約に関し必要な事項を記載した請書又はこれに類する書類によらなければならない。
(契約保証金の額)
第29条 契約担当者は、契約の相手方をして、契約金額の100分の10以上の契約保証金を納めさせなければならない。ただし、公有財産売却システムに係る入札の場合にあっては、入札保証金をもって充当することができる。
(契約保証金に代わる担保)
第30条 第10条の規定は、契約保証金の納付に代えて担保を提供させる場合に準用する。
(契約保証金の納付の免除)
第31条 契約担当者は、次に掲げる場合においては、契約保証金の全部又は一部を納めさせないことができる。
(1) 契約の相手方が保険会社との間に尾三消防組合を被保険者とする履行保険契約を締結したとき。
(2) 契約の相手方が過去2ケ年の間に尾三消防組合、国(公社及び公団を含む)又は地方公共団体と種類及び規模をほぼ同じくする契約を2回以上にわたって締結し、これらをすべて誠実に履行し、かつ、契約を履行しないこととなるおそれがないと認められるとき。
(3) 法令に基づき延納が認められる場合において、確実な担保が提供されたとき。
(4) 物品を売り払う契約を締結する場合において売払代金が即納されるとき。
(5) 随意契約を締結する場合において、契約金額が、100万円以下であり、かつ契約の相手方が契約を履行をしないこととなるおそれがないとき。
(契約保証金等の返還)
第31条の2 契約保証金(契約保証金の納付に代えて提供された担保を含む。以下本条において同じ。)は契約履行後還付する。
2 契約保証金の還付を受ける場合は、領収証書等を出納員に提出するものとする。
3 契約保証金を納付した者は、契約保証金を納付した日からその返還を受ける日までの期間に対する利息の支払を請求をすることができない。
第4章 契約の履行
(履行遅延による違約金)
第32条 契約担当者は、履行期限までにその債務を履行しない場合には、第34条の規定により履行期限の延長を承認されたときを除き、遅延日数に応じ未履行部分相当額に対し年14.5パーセントの割合により違約金を納めさせなければならない。
(債務不履行による損害賠償)
第33条 契約担当者は、第37条の規定により契約を解除したときは、これによって生じた損害を賠償させなければならない。
(履行期限の延長等)
第34条 契約者は、天災地変等やむを得ない理由により履行期限内に履行することができないときは、その理由を明らかにして履行期限の延長又は事業の一部休止を申し出ることができる。
2 契約担当者は、前項の申し出があったときは、事実を調査し、やむを得ない理由があるときは、相当の期間に限り履行期間の延長又は事業の一部休止を認めることができる。
(下請負の制限)
第35条 契約担当者は、契約者が委託その他何らかの名義をもってするを問わずその請け負った工事の全部を一括して他人に請け負わせるようなことをさせてはならない。
2 契約担当者は、契約者が、その請け負った工事の一部を一括して他人に請け負わせようとするときは、事前に書面による承認を受けさせなければならない。
3 契約担当者は、契約者が前項に規定する場合を除きその請け負った工事の一部を他人に請け負わせようとするときは、事前に届けさせなければならない。
4 契約担当者は、前項の届出についてその下請負が不適であると認めたときは、契約者に対し、その下請負の中止又は下請負の変更を求めることができる。
(契約内容の変更)
第36条 契約担当者は、技術、予算その他やむを得ない理由があるときは、契約者と協議して契約の内容を変更することができる。
2 契約担当者は、工事請負契約で設計変更に基づき契約金額を変更するときは、変更設計工費に当初の契約金額と原設計工費との比率を乗じて算出しなければならない。この場合における計算は、前乗後除の方法によるものとする。
(契約担当者の解除権)
第37条 契約担当者は、次の各号のいずれかに該当する場合には、契約の全部又は一部を解除することができる。
(1) 契約者の責に帰する理由により履行期限内に契約を履行しないとき、又は履行の見込がないとき。
(2) 契約者が契約の重要な事項に違反したとき。
(3) 契約の履行につき不正行為があったとき。
(4) 監督職員又は検査職員が地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第234条の2第1項の規定により行う監督、又は検査に際しその職務執行を妨げたとき。
(5) 工事の請負契約において、契約者が建設業法の規定により、営業の停止を受け、又は登録を取り消されたとき。
2 工事又は製造の請負契約において、公益に関する事由により契約を履行することができないときは、契約担当者は、履行することができない部分について契約を解除することができる。
3 前2項の規定により契約を解除したときは、履行済みの部分について、相当と認める金額を支払うことができる。
(契約者の解除権)
第38条 契約担当者は、次の各号の一に該当する場合においては契約を解除させることができる。
(1) 工事又は製造の請負契約において、契約締結後3ケ月を経過しても着手下命がないとき。
(2) 工事又は製造の請負契約において、契約担当者の責に帰すべき契約履行の中止期間が所定の履行期間の2分の1に達したとき。
(3) 契約担当者の責に帰すべき事由によって契約の履行が不能となったとき。
(契約解除の方法)
第39条 契約の解除は、書面により通知しなければならない。
(契約解除の精算)
第40条 契約担当者は、前払金及び部分払金を受けた契約者が、第37条の規定により契約を解除されたときは、前払金又は部分払金を受領した日から契約解除の日までの日数に応じ年8.25パーセントの割合を乗じて計算した金額に相当する利息を付して契約担当者の指定する期日までにその受けた前払金又は部分払金を返還させなければならない。
2 契約の一部を解除したときは、解除しない部分に相当する代価と前項の規定により返還すべき金額を差し引き精算する。
(危険負担)
第41条 契約の履行前に契約担当者及び契約者双方の責に帰することができない理由により生じた損害は、契約者の負担とする。ただし、契約者が善良な管理者としての注意を怠らなかったと認められるときは、尾三消防組合は相当の損害を負担することができる。
(売払代金の完納時期)
第42条 財産の売払代金は、法令に特別の定めがある場合のほか、その引渡しの時まで、又は移転の登記もしくは登録の時までに、完納させなければならない。ただし、官公署との契約については、この限りでない。
(貸付料の納付時期)
第43条 財産の貸付料は、別に定めがある場合のほか、前納させなければならない。ただし、貸付期間が6月以上にわたるものについては、分割して定期に前納させることができる。
(完了通知)
第44条 契約担当者は、契約者が工事又は製造の請負契約についてその工事又は製造が完了したときは、直ちに完了通知を提出させなければならない。
(監督及び検査)
第45条 法第234条の2第1項に規定する監督又は検査は監督職員又は検査職員が行う。
(監督職員の一般的職務)
第46条 監督職員は、当該請負契約の履行について仕様書、設計書、その他の関係書類に基づき、立合い、工程の管理、履行中における工事製造等に使用する材料の試験もしくは、検査等の方法により監督をし、契約者に必要な指示をするものとする。
2 監督職員は、契約担当者に監督の実施状況についての報告をしなければならない。
3 監督職員は、監督の実施に当っては、契約者の業務を不当に妨げることのないようにするとともに、その実施に当り知り得た契約者の秘密に属する事項は、これを他に漏らしてはならない。
(検査職員の一般的職務)
第47条 検査職員は、当該請負契約についての給付の完了の確認(部分払を行う場合の既済部分の確認を含む。)について契約書、仕様書、設計書、その他の関係書類に基づき、かつ、必要に応じ当該契約にかかる監督職員に立合いを求め、当該給付の内容について検査を行わなければならない。
2 検査職員は、請負契約以外の契約についての給付の完了の確認(部分払いを行う場合の既納部分の確認を含む。)について契約書その他の関係書類に基づき、当該給付の内容及び数量について検査を行わなければならない。
3 検査職員は、前2項の場合において必要があるときは、破壊もしくは分解又は試験して検査を行うことができる。
4 検査職員は、工事の請負契約については、完了の通知を受けた日から14日、その他の契約については完了の通知を受けた日から10日以内に検査を行わなければならない。
(検査調書)
第48条 検査職員は、検査を完了したときは、検査調書を作成しなければならない。
2 検査職員は、検査の結果、その給付が当該契約の内容に適合しないものと認めるときは、その旨及びこれに必要な措置を検査調書に記載して契約担当者に提出しなければならない。
3 契約金額が50万円をこえない契約にかかる検査を行った結果その給付が当該契約の内容に適合していると認めるときは、第1項の規定にかかわらず、請求書等の表面余白に契約履行確認の旨、ならびに年月日及び氏名を記載し押印することをもって検査調書の作成にかえることができる。
(検査結果の通知)
第49条 契約担当者は、工事又は製造の請負契約又は物品の供給契約その他の給付について検査を行ったときは、その結果を7日以内に契約者に通知しなければならない。
(検査に要する経費の負担)
第50条 契約担当者は、契約者をして、第47条第3項による破壊もしくは分解又は試験に要する経費及びこれらの復旧に要する経費を負担させなければならない。
(兼職の禁止)
第51条 検査職員は、特別の理由があるときを除き、監督職員の職務を兼ねることができない。
(部分払の限度額)
第53条 契約担当者は、請負契約にあたっては、その既済部分に対する代価の10分の9、物件の買入れその他の契約にあたっては、その既納部分に対する代価をこえない範囲内で部分払をすることができる。ただし、その性質上可分の請負契約にかかる完済部分にあっては、その代価の範囲内とするものとする。
2 前払金をしたときにおける部分払の額は、前項の規定により部分払をしようとする額から前払金の額に出来高の割合を乗じて得た額を差し引いた額とする。
(1) 契約金額 1,000万円まで 1回
(2) 契約金額 3,000万円まで 2回以内
(3) 契約金額 6,000万円まで 3回以内
(4) 契約金額6,000万円を超える場合4回に、6,000万円を超えるごとに1回を加えた回数
4 部分払限度額は、契約担当者が作成した出来形調書により算定するものとする。
附 則
(施行期日)
1 この規則は、昭和59年4月1日から施行する。
(豊明市及び長久手市の消防事務の統合に伴う経過措置)
2 平成30年4月1日(以下「消防事務の統合日」という。)の前日までに、消防事務の統合前の豊明市契約規則(昭和47年豊明市規則第16号)又は長久手市契約規則(昭和46年長久手町規則第12号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為(消防事務の統合日から尾三消防組合が共同処理する事務に係るものに限る。)は、それぞれこの規則の相当規定によりなされたものとみなす。
附 則(昭和59年規則第6号)
この規則は、昭和59年10月1日から施行する。
附 則(平成2年規則第1号)
この規則は、平成2年1月16日から施行する。
附 則(平成9年規則第3号)
この規則は、平成9年4月1日から施行する。
附 則(平成23年規則第9号)
この規則は、平成23年9月1日から施行する。
附 則(平成24年規則第1号)
この規則は、平成24年2月23日から施行する。
附 則(平成30年規則第10号)
この規則は、平成30年4月1日から施行する。
別表
1 工事又は製造の請負 | 130万円 |
2 財産の買入れ | 80万円 |
3 物件の借入れ | 40万円 |
4 財産の売払い | 30万円 |
5 物件の貸付け | 30万円 |
6 前各号に掲げるもの以外のもの | 50万円 |