期日:平成27年6月16日 火曜日
場所:尾三消防本部訓練場(愛知郡東郷町大字諸輪字曙18番地)
訓練者:特別消防隊員
救助総合訓練とは、救助体系を充実させ、活動の質を向上させるため、毎月、特別消防隊の救助隊が実施している訓練です。
今月は、「深さ9mの亜炭鉱で作業していた作業員1名が意識を失い、脱出できない。」との想定で訓練が開始されました。
救助隊は、救助工作車に積載された資器材を駆使し、酸素濃度の低下や消防活動を行う上で重大な支障をもたらすガスの発生などに注意しながら隊員1名を亜炭鉱へ進入させ、作業員を救出しました。
訓練後、特別消防隊長の講評があり、訓練を振り返るとともに、実災害で高度な技術を発揮するよう指示を受けました。
①隊員進入 深さ9mの亜炭鉱に救助資器材を携行した隊員1名が進入。 | ②隊員進入 深さ9m地点に到着。 |
③作業員救出 作業員に救出ロープを結着し、上に引き揚げます。 | ④作業員救出 上にいる隊員は都市型ロープレスキューの特徴でもある倍力効果システムを利用して引き揚げます。 |
⑤作業員救出完了 二次災害や事故もなく、安全に救出を完了しました。 | ⑥隊員脱出 救助を終えた隊員が亜炭鉱から脱出。 訓練の反省点を踏まえ、さらなる救助技術の向上、また、住民の負託に応えるため、今後も訓練に励みます。 |