活動報告 特別消防隊 2015.8.10

救助総合訓練(7月)を実施しました

期日:平成27年7月28日 火曜日
場所:尾三消防本部訓練場(愛知郡東郷町大字諸輪字曙18番地)
訓練者:特別消防隊員

救助総合訓練とは、救助体系を充実させ、活動の質を向上させるため、毎月、特別消防隊の救助隊が実施している訓練です。
今月は、「ビルの屋上で作業していた作業員が、他の作業員を巻き込みながら、隣のビルの屋上へ転落。巻き込まれた作業員は命綱をつけていたため、宙吊り状態。」との想定で訓練が開始されました。
救助隊員はビルの屋上へ進入。救助資器材等を駆使し、助けを求めている作業員2名を引き揚げて救出しました。
今後も訓練を積み重ね、実災害で高度な技術を発揮するよう特別消防隊長より指示を受けました。

①現場に到着。救出方法や使用資器材を決定します。(作戦会議)②救助隊員が救助資器材を携行してビルの屋上(訓練塔)へ進入します。
③続いて他の救助隊員も進入していきます。④救助隊員がロープを使用して降下し、助けを求めている作業員のところへ向かいます。
⑤宙吊りの作業員に接触。意識レベルや負傷部位の観察、安全確保を行います。⑥隣のビルに転落した作業員に接触。観察と活動危険等の情報収集を行い、救出する優先順位を決定します。
⑦転落した作業員から順に2名の救出を開始します。⑧ビルの屋上で救助隊員が救助資器材等を駆使して、作業員を引き揚げます。
⑨ビルの屋上の高さまで引き揚げが完了。⑩担架を屋上に引き入れ、救出が完了しました。