お知らせ 予防課 2011.1.13

2010年における出動状況


 2010年の管内の119番通報及び火災・救急出動等の状況は次のとおりでした。
 119番通報は9,357件で、前年より690件の増加となりました。内訳は、救急車の要請が約6割で最も多く、次いで火災や救助に関することの順となっています。
 また、119番通報による問合わせやいたずらも多くあり、119番の適正な使用をお願いします。
 火災出動件数は84件で、前年に比べ、11件の減少となり、過去2番目に少ない出動件数となりました。
 出火原因別では、放火と放火の疑いが26件と最も多く、前年に比べ11件増加し、次いで、ごみ・枯草焼却による飛火が14件と、出火原因の上位を占めています。
 また、火災による死者は2名、負傷者は6名発生しており、逃げ遅れによる死傷者を無くすため、引き続き住宅用火災警報器の設置を呼びかけています。
 救急出動件数は、5,146件で、前年より239件の増加となり、過去最高の出動件数となりました。
 原因別出動件数は、急病が3,097件と最も多く、次いで一般負傷の715件、交通事故の624件の順となっています。また、搬送人員は4,901名で、前年より225名増加し、年齢別では、65歳以上の高齢者が1,968名と全体の約4割を占めています。
 また、傷病程度による搬送状況は、病院施設への入院を必要としない軽傷者が、全体の約半数を占めており、緊急搬送の必要の無い場合など救急車の適正利用をお願いします。
 火災、救急以外の出動では、救助出動や救急隊との連携による消防隊の出動などがあり、全ての災害出動件数は、前年より255件増加して、6,239件となり、一日平均では約17回の出動で過去最高の件数となりました。