活動報告 消防課 2011.9.2

東海地震を想定した大規模災害対策訓練を実施しました

期日:平成23年8月23日火曜日
場所:尾三消防本部及び各署所
参加者:尾三消防本部職員

 今後80%以上の確率で発生するといわれている東海地震に対処するため、職員招集訓練及び消防戦術訓練を実施しました。
 今回は実施日を事前に告知せずに招集訓練を実施しましたが、8割以上の職員が2時間以内に集まることができました。
 また、戦術訓練では、地震により宙づりとなったゴンドラ内で助けを求めている人、瓦礫の中に閉じ込められた人を救出する訓練を実施しました。
 普段と異なるチーム編成で訓練に臨みましたが、日々の訓練で培った知識・技術を、今回の消火訓練や救出訓練に生かすことができました。

訓練想定は以下のとおりです
1 5階建て建物の窓ガラス清掃中に地震が発生し清掃用ゴンドラが宙吊り状態になった。
2 地震によりマンション4階の住人が室内で負傷し救助を求めている。要救助者は、自力歩行できない。
3 民家の1階部分から出火し、2階及び隣接している建物にも飛火して燃え広がっている。住人1名が逃げ遅れてベランダで救助を求めている。
4 地震により地階への階段が崩落、従業員1名が連絡通路に取り残された。要救助者は、意識は清明だが自力歩行できない。
ゴンドラに向け降下している様子ゴンドラから救助している様子
宙づりとなったゴンドラへ隊員がロープを伝い降りているところです。ゴンドラに取り残された人を安全な場所まで引き上げているところです。
消火活動ベランダからの救出
マンションから火災が発生し消火活動しているところです。マンションのベランダに取り残された人を救出するところです。
マンション屋上からの救助マンション屋上からの救助
マンションの屋上に人が取り残され救助を待っています。マンション屋上から地上まで斜めにロープを張り救出しているところです。
地下に降下し進入する様子地下から救出する様子
地下に人が閉じ込められ、垂直に張ったロープを伝い地上から進入するところです。地下の連絡通路に閉じ込められた人を地上へ救出するため担架に載せるところです。