活動報告 消防課 2012.7.10

救急救命士の教育研修会を行いました

住民の命を守る高度救命処置の強化を図るため、救急救命士を対象とした教育研修会を、知多市消防本部と合同で行いました。

実施日時:平成24年7月8日日曜日午前9時30分から午前11時30分
実施場所:尾三消防本部特別消防隊講習室
参加者:尾三消防本部、知多市消防本部 合計15名


【ミーティング】本日の研修会の目的や方法を確認します。【実習方法】訓練者は、高度救命処置を訓練人形に対して行います。指導者は、訓練者の評価を行います。また、家族役を設定して、病歴などの聞き取りや家族への対応訓練も同時に行います。
【人工呼吸】救急隊の人工呼吸はバックバルブマスクという器具を使用します。(訓練者は知多市消防本部)【気道確保】口の奥に異物があり、空気の通り道が塞がれているときは、器具による迅速な除去が必要です。(訓練者は知多市消防本部:写真左)
【電気ショック】心臓が震えた状態のときは、迅速な電気ショックが必要です。ショックボタンを押す際は誰も傷病者に触れていないことを確認!!【気管挿管】気管挿管は確実に空気の通り道が確保できる処置ですが、リスクもあります。訓練者は、様々な想定で確実な手技を修得します。
【静脈路確保】通称、点滴といわれる処置です。訓練者は評価者のするどい眼差しの中、さまざまな判断と処置を繰り返して行います。まさに技術の伝承ですね!【評価】訓練者は、評価票による客観的な評価を受けます。評価者は、「訓練者が一番必要なことは何か」を考えることで、教えることの難しさや、やりがいを学びます。参加者一同、高度救命処置の強化を誓い、研修会は終了となりました。