期日:平成26年8月22日 金曜日
場所:尾三消防本部
参加者:愛知DMAT(藤田保健衛生大学病院)、尾三消防本部救護支援ボランティア、豊明市消防本部、長久手市消防本部、尾三消防本部
今年の大規模災害対策訓練は、平成7年の阪神・淡路大震災を教訓に創設された緊急消防援助隊の応援活動を、愛知県の実施計画等に基づいて企画しました。
訓練は、県外で大規模な地震が発生したとの想定で、愛知県から「出動準備の求め」及び「出動の求め・指示」を受信。出動する隊員は事前に知らされておらず、各所属長の指示で5隊を編成し、愛知県隊の集結場所、そして被災地となる進出拠点へ豊明市消防本部・長久手市消防本部と出向して合同訓練を実施しました。
また、多数の傷病者に対応するため、愛知DMAT(藤田保健衛生大学病院 加納医師 他4名)が参加し、救助現場や応急救護所で処置等を行いました。
訓練会場では火災現場2箇所と、瓦礫が堆積した狭隘(きょうあい)空間での救助、また、応急救護所や救急指揮所の運営等で200名が汗を流しました。
訓練後、小坂消防長が「今日の訓練で緊急消防援助隊の要請があった時の手順を再確認することができた。また、活動についても各隊が協力して安全かつ迅速に行うことができた。いつ発生するか分からない大規模災害に備え、日ごろから訓練を積み重ねるとともに、災害発生時には職員が迅速対応できる体制を構築してほしい。」と講評しました。
出動の様子 | 愛知県隊集結場所にて到着報告及び活動方針を伝えられる各隊員 |
被災地へ各隊が到着 | がれきの救助現場 |
障害物を除去する震災対応特殊車両(重機) | 救助の様子 |
火災現場からの救出(長久手市消防本部) | 愛知DMAT(藤田保健衛生大学病院)出動の様子 |
消防機関(豊明市消防本部・尾三消防本部)と愛知DMATが連携した救助現場 | 応急救護所における処置の様子(愛知DMAT・尾三消防救護支援ボランティア) |