期日:平成30年6月
場所:尾三消防本部訓練場
参加者:特別消防隊員
救助総合訓練は、救助現場活動の技術向上を目的として、毎月異なる想定や課題を設けて実施する訓練です。6月は、「地震によって発生した交通事故。自動車2台が衝突、瓦礫も落下、歩行者2名を巻込んでいる。」という想定です。
救助隊は、現場到着後、まず事故車が動いたり、コンクリート片が落ちたりして怪我をしないように、当て木を使ってこれらを安定させました。その後、圧縮した空気で車を持ち上げるバルーンや、クレーンを使って事故車や瓦礫を持ち上げて、要救助者2名を救出しました。
日本各地で地震や豪雨災害が発生しています。もし災害が発生したら、消防は迅速に出動します。しかし消防隊員や消防車は限られています。「防災のキホンは自己にあり!」と言われます。みなさんも災害のニュースを見て対岸の火事とはせず、我が家の防災対策を考えてみてください。